ユルゲン・エウカメケ


ユルゲン・エウカメケ/Jurgen Ehucamkke  国籍:ドイツ 出身:ドイツ/ベルリン 生年月日:1981.6.8
身長: 170cm 体重:69kg ポジション:DF 利き足:左

1981年、ドイツの首都ベルリン生まれ。8歳でサッカーを始めると、11歳で2部グラツム・シュベントバッハへ入団。当時はMFとして中盤から攻撃を率い、中心選手として活躍した。

15歳でU-18カテゴリに昇格するなど早くから才能を期待されており、97年にはU-16ドイツ代表にも選出。1対1の強さが身につき、SMFでの出場が主だった。99年にトップチームデビューを果たすと、SBとして26試合に出場。思い切りのいい攻撃参加とシュート、豊富な運動量による献身的な守備でチームの躍進に貢献した。00-01シーズンにはリーグ戦でフル出場を果たし、チームも2部で優勝。170cmと小柄でも十分に通用することを証明した(このシーズンは3得点6アシスト)。

代表としてはU-16以降も各年代で招集され、U-18、20に出場している。01年にはU-20WFCでプレイし、ベスト16に貢献した。

03-04シーズンは1部の強豪ダッケン・グランデッヒへ移籍。ここではSMFとしてもプレイし、戦術のバリエーションを増やした。ECCにも初出場し、無尽蔵のスタミナと強靭なボディバランスでヨーロッパ各国のクラブから注目を浴びている。04-05シーズンにはECCでの活躍を見たイングランドのハバールヒューズFCへ移籍。大きな期待を持って迎えられたが、熾烈なレギュラー争いの中で安定した結果は出せず、シーズン終わりに戦力外となった。

05-06シーズン、ドイツ国内クラブの争奪戦の末、マンハイム・ゼキューラーへ入団し、チーム事情からCMFでプレイ。安定したプレイを見せたものの、起用法に不満を抱いたことで監督と反発。シーズン後半は出場機会を与えられず、ベンチ外も多くなっていった。 こうした経緯から「20歳前後までの急速な成長の反面、その後伸び悩んでいる早熟の典型」という評価が付き、国外移籍を模索。

06-07シーズン途中、サシャーユのCDヴェクオンへレンタル移籍。薄い選手層の中においてSBで継続的に起用され、堅守を伝統とするチームに貢献した。この活躍で翌シーズンは完全移籍を果たしたが、体調不良により離脱を繰り返している。09-10シーズンに復帰後は再びレギュラーとなり、左SBとしてプレイしている。持ち味の対人の強さに加え、近年は目立たなかった攻撃参加も再び試み、高い評価を得た。

代表歴はU-20代表以降無いが、03年と04年にU-23代表候補に選出されている。

クラブ成績
シーズン クラブ 所属 背番号 リーグ 国内杯① 国内杯② ECL ECC その他
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
99-00 グラツム・シュベントバッハ ドイツ 2部 99 26 0 3 1
00-01 31 31 3 5 0
01-02 1部 27 0 1 0 4 2
02-03 27 6 5 3
03-04 ダッケン・グランデッヒ 2 32 4 5 0

 

ジョバンニ・ボルチェロッティ Giovanni Bolcherotti 1978年、イタリア北部のカタルツィア生まれ。7歳でサッカーを始め、10歳の頃には地元選抜チームに選ばれ、DFとして県大会に出場した。 15歳で地元のセリエC2のプロクラブ、CCカタルツィア入団。DFやMFを経験した後、FWとしてプレイするようになった。 当時のプレイの特徴は切れ味鋭いドリブルで、強引に敵陣に入り込んでシュートするパターンが多かった。17歳でシーズン8得点を挙げると、96年はC1のダーイオテーレへ移籍。下部組織が主ながら得点を量産し、将来が期待された。 97年にトップチームデビューを果たすと、チーム事情によりMFとしても出場機会を得ていく。中盤からドリブルで攻撃のリズムを作るプレイが評価され、最終的に14試合で6得点を記録。チームのセリエB昇格に貢献した。 その後99年にセリエBの強豪、フィジリオCCへ移籍。攻撃的MF、シャドーストライカーとして起用され、味方を活かすプレイも身につけている。シュート精度に難があったが、積極的な姿勢でシュートを放つため、評価は高かった。 シーズンで27試合に出場(11得点)した00年は、シドニー五輪を目指すU-23代表イタリア代表候補にも選出されている。 01年は、セリエC1のキオリーニャへの半年移籍を経て、スコットランド1部のハイハーミアFCへ移籍。ここではFWとしての起用が増え、シュート技術の向上に取り組んだ。当たりの強いリーグで強引な突破は通用せず、少ないチャンスを確実に決めていくプレイスタイルが出来上がっていく。 03年、FWとしてリーグ戦30試合に出場。24得点で得点ランキング2位になっている。この頃は、チャンスメークはもとより正確無比のシュート精度を武器に、5試合連続得点も記録した。 04年にサシャーユのCDテームスへ移籍したが、6得点と浪に乗れなかった。その後05年にイタリア、セリエBのソノミコーリへ移籍した。 その後の07年、サシャーユのエミールジュールへ移籍すると、攻撃の軸として機能。29試合で17得点を挙げ、チーム内得点王に輝く活躍を見せた。得点を狙う為の積極的な動きとシュート精度は衰えず、降格危機にあったチームを救う働きだった。08年は一転、若手FWの台頭でスーパーサブとしての起用が増えるが、それでも11得点で意地を見せている。 09年は出場機会を求め、エルナントへ移籍。豊富な攻撃選手を抱えるクラブにあって、少ない機会で結果を残し、後半戦はレギュラーの座を確保している。 なお、187cmと長身ながらもヘディングは得意ではない。