アルベルト・ワグネル・メノルザ・シウバ

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1988年、ブラジルのサンパウロ生まれ。父親と3人の兄は全員がプロサッカー選手というサッカー一家に育ち、自身も5歳でサッカーを始めた。その後は9歳で本格的にトレーニングを開始し、10歳で全国選手権2部のプロクラブ、デジャ・クリエトFCへ入団した。ブラジル特有の高い技術と貪欲なゴールへの姿勢は高く評価され、中盤で攻撃のリズムを作ったという。

14歳で既に下部組織の中心メンバーとして活躍し、16歳になると全国選手権1部の名門FCヴェーゲルサントへ移籍、クラブ史上最年少でトップチームデビューを果たしている。 ヴェーゲルサントでは球離れの悪さが露呈してなかなか波に乗れず、05年に全国選手権2部のタナカFCへレンタル移籍。ここではFWに転向し、主にWGで出場していた。 一年間の移籍を終えるとミネイロ州1部のアトレチコ・エルジーニョへ移籍。ここではCFWとして活躍し、ドリブルで強引に突破してシュートするスタイルで成功した。移籍一年目の06年は29試合で13得点を挙げ、07年はシーズン途中までで7得点している。 この活躍を受け、07年シーズン途中にFCヴェーゲルサントへ復帰。定位置は確保できなかったが、限られた出場機会で得点を挙げ、最終的には4得点を記録している。

08年、ヨーロッパ挑戦のためサシャーユのトリーニョCDへ完全移籍。カウンターを多用していたため、テクニカルなドリブルでシュートへ持っていくスタイル、ボールキープ能力 は高く評価され、中心選手としてプレイした。08年は12得点を挙げてクラブ内得点王に輝いている。

12-13シーズンの途中、ポルトガルのリスボン・エーレミーレFCへ移籍。一年後にはイタリアの強豪CASAローマへ引き抜かれた。

代表歴は無い。