フランコ・オスカル・キオレ


 フランコ・オスカル・キオレ/Franco Oscar Quiole  国籍:アルゼンチン 出身:アルゼンチン/ブエノスアイレス 生年月日:1979.10.9
身長: 191cm 体重:87kg ポジション:FW 利き足:右

1979年、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス生まれ。4歳でサッカーを始めると、6歳で地元のアマチュアクラブへ入団。当時から頭一つ分抜けた長身を生かしたパワフルなプレイを得意としていたという。9歳の時には、ブエノスアイレス・ケルタスノス地区代表として市大会へ出場している。 市大会での活躍を受け、10歳でチーバ・ガーリバFCへ入団。主にWGやSTとして起用され、 17歳でトップチームにも昇格を果たしている。

トップチームではまずまずの動きを見せたものの、定位置を確保するには至らず、97年にセルフィーニャへ移籍。ここでは身体能力を生かし、突破の得意なサイドでのプレイが主であった。 98年、セルフィーニャの一員としてヨーロッパ遠征へ参加。オランダの強豪フェーレンヤンと対戦したが、そこで才能を評価され移籍交渉に発展した。その後 99年に正式に移籍を果たしたが、直後に2部BCKアテークカートへレンタル移籍されている。 アテークカートでは安定したポストプレイが評価され、中央で起用された。1対1での落ち着いた対応、シュート技術を評価されてCFWに固定されている。一年目に6得点を挙げると、翌年フェーレンヤンに復帰。しかし調子を上げることが出来ず、01年限りで退団した。

02年はクウェートのサンニ・アルベオで半年間プレイし、その後は日本や韓国のクラブの練習に参加。最終的にはアルゼンチンのセミプロクラブでプレイした。 03年、かつてのヨーロッパ遠征で対戦経験のあるサシャーユ1部のルルージュFCへ入団。当時のGMはかつてアテークカートで監督を務めていたアビ リッチであり、1部昇格一年目の補強の目玉として、GMの熱望で獲得したという。 ルルージュではCFWとして育成され、04-05シーズンから定位置を確保。残留争いするチームにおいて11得点を挙げる孤軍奮闘を見せた(クラブはシーズン最下位に沈み、降格が決定)。 05-06シーズンは2部で18得点を記録し、昇格に貢献するとローゼン・アントコールへ移籍。ローゼンでもポストプレイと強烈なヘッド、冷静なシュートで得点を挙げ続けている。 07年に腰と足首を痛めた影響で、近年の得点は多くない(09-10シーズンは4得点)が、安定したポストプレイは健在で、左右に流れて起点となる動きはリーグ随一のもの。

11-12シーズン後、母国アルゼンチンへ復帰。2シーズンプレイした後に引退した。

代表歴としては、99年にU-21代表へ招集された(3試合)が、定着はならなかった。

クラブ成績
シーズン クラブ 所属 背番号 リーグ 国内杯① 国内杯② ECL ECC その他
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
96 チーバ・ガーリバFC アルゼンチン 1部 82 11 0 0 0 2 0
97 セルフィーニャ 50 5 0 1 0
98 18 3 2 0 4 2
99 27 6 5 3 1 0
99-00 フェーレンヤン オランダ 1部 30 0 0 0 0
99-00 (loan)BCKアテークカート 2部 19 30 6 4 1
00-01 フェーレンヤン 1部 60 4 0 0 0
01-02 2 0 1 0
02 サンニ・アルベオ クウェート 1部 5 23 2 5 0
02-03 ルルージュFC サシャーユ 1部 29 5 1 2 1
03-04 31 8 2 0
04-05 29 11 6 3
05-06 2部 32 18 1 2
06-07 ローゼン・アントコール 1部 19 26 11 3 2
07-08 31 12 8 2
08-09 14 3 2 0  –
09-10 28 4 2 0
10-11 11 2 1 1
11-12 26 5 6 0
12 ブエノスアイレスSC アルゼンチン 2部 15 8 2 0 0
13 1 0 2 0
代表歴
出場大会:無し
期間 カテゴリ 出場 得点
99 アルゼンチン U-23 3 0